Python×Kivy×PyCharmでGUIアプリを作る:PyCharmとKivy(.kv)ファイルの関連付け
PythonでGUIアプリを制作する際に便利なKivyですが、PyCharmで利用する際にKV(.kv)ファイルの関連付けをしないとファイルを開いてくれませんでしたので、その設定をします。
目次
実行環境
- Mac OS X Mojave
- Python3.6.3
- Kivy 1.10.1
- IDE : PyCharm
KV(.kv)ファイルをPyCharmに関連付ける
初期設定のPyCharmで.kvを開こうとすると開きませんでした。そういう場合は拡張子の関連付けが必要なのですが、調べてみると.kvファイルの強調表示等の設定が入ったインポート用の設定ファイルがあるという事なのでそれを導入してみましょう。
まずは設定ファイルを取得
まずは以下からダウンロード
https://github.com/Zen-CODE/kivybits/tree/master/IDE
URLを開くと以下のようなページが開きます。
目当ては『PyCharm_kv_completion.jar』というファイル
ダウンロードした設定ファイルをPyCharmにインポート
先程開いたGithubのページに
”On Pycharm’s main menu, click “File”-> “Import” (or Import Settings)”
と書いてあるように、メニューバーの『File』を選択し、さらに『Import』を選択します。僕の環境では日本語にしているので以下のような感じです。
そうすると、インポートするファイルを選ぶ流れるになるので、先程ダウンロードした『PyCharm_kv_completion.jar』を選択して実行します。
これでPyCharmにて『.kv』ファイルが開けるようになりました。
.kvファイルを開いてみよう!
実際に簡単なファイルを開いてみると以下の通りになります。
ちゃんと開きましたね♪色もついてる!
#でコメントアウトになるのもわかりやすいですね。
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